大会名:第3回全国高校生コマ大戦 名古屋モーターショー特別場所
主催:中部経済新聞社、全日本製造業コマ大戦協会
共催:刈谷市

▲受付▲第1回、2回大会は東海地区4県(静岡、愛知、岐阜、三重)の工業高校生が参加して行われました。
今回の第3回大会は参加校を全国から募集し、東海地区4県の他、群馬県、長野県、奈良県、兵庫県、山口県より30校87チームが参加ました。高校生の全国大会として開催されたのは今回が初めてです。
本校からは平林裕樹(ひらばやし ゆうき)(3年)と野村竜聖(のむら たつとし)(2年)を投手とした2チーム「富岡実業 チーム平林」「富岡実業 チーム野村」が出場しました。
大会は抽選でA~Pの16グループに分けられ、グループ毎5~6チームが総当たり戦を行う形式で行われました。
一試合あたり3投し、勝ち、引き分け、負けにポイントを配して、その合計ポイントが最も高い1チームが決勝トーナメントに進出できます。
野村はグループCを戦い、1つの引き分けを除いた他を勝利し、他5チームに対して最高ポイントを得ました。平林はグループOを戦い、他4チームに全勝し、それぞれ決勝に進みました。
予選を勝ち抜いた16チームは決勝トーナメントに進みました。本校の野村、平林の他、大同高校(愛知)、半田工業高校3チーム(愛知)、春日井工業高校2チーム(愛知)、関商工高校2チーム(岐阜)、四日市工業高校3チーム(三重)、奈良朱雀高校2チーム(奈良)、南陽工業高校(山口)であり、世界コマ大戦への出場校、コマ大戦に参加している企業が指導する強豪高校は、複数チームが決勝に進出しています。
▲平林のコマ(左)▲(コマ大戦の正式ルールでは、2連勝しないと勝ち抜けとならないが、決勝トーナメント2回戦までは2先勝勝ち抜けのルールで進められました。)
野村は1回戦 半田工業高校、2回戦 四日市工業高校(1年生チーム)を退けました。準決勝 四日市工業高校(3年生チーム)戦では一進一退の攻防が続き会場を沸かせました。最後はコマの投げ方を微妙に変化させた野村が2連勝し決勝に進出しました。
平林の決勝トーナメント1回戦、相手は春日井工業高校、105gの重量級コマであり、厳しい戦いが予想されました。1投目を平林、2投目は同体との判定、3投目を平林が勝利しました。
2回戦 奈良朱雀高校は世界大会で4位に入賞したチーム。投手が極めて上手く、1投目を相手が勝利したところで、平林が本領発揮し2、3投目を続けて勝利しました。この勢いで準決勝半田工業高校戦を勝ち、決勝に進出しました。
決勝戦は同校同士、野村と平林の戦いとなり、コマの重量で負ける野村は1投目、コマの持ち手を下側にして投げる妙手を披露しましたが、互いに土俵外へ弾け飛び、同体と判定されました。
続く2、3投目は平林が力技で続けて勝利し優勝しました。

▲弾き飛ばしの美学(野村のコマ)▲
▲先輩・後輩の対決前▲
▲同校対決(決勝戦)▲
▲勝者平林▲ 【結果】
大会名称
全日本製造業コマ大戦 第3回全国高校生コマ大戦 名古屋モーターショー特別場所
優勝:富岡実業 チーム平林(投手:平林裕樹)
準優勝:富岡実業 チーム野村(投手:野村竜聖)
3位:四日市工業高校、半田工業高校
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